きもの文化検定
羽織とコートの各部の名称を今日は学びました。ノートに簡単にまとめてみましたこちらが羽織↓こちらが道行↓羽織もコートもリサイクルでは大きいサイズがあまりないですね手持ちの着物を仕立て直すのが良いのかもしれません。以下仕立て直しについて。↓着物か…
過去の問題集が安く売ってる!と思い買ってみたら、過去のものは大きさも値段(元値)も違いました。2021年度版の正規の販売価格2000円、2007年度版は800円です。また、今回買ったものは3級から5級対象でした。きちんと確認しなくてはいけませんね〜きもの文化…
今回は「抱き幅」と「前幅」の違いについて学びました。 前幅は前身頃の裾の幅のこと、抱き幅は身八つ口の下の位置から衽付けまでの幅のことです。 この2つを同じ幅にすると、胸がふくよかな方以外は脇の辺りで ダボつくことが多いです。 特に最近の日本人は…
今回は「合褄幅」と「衽幅」の違いについて学びました。 衽幅は衽の裾の幅のこと、合褄幅は衿先部分の衽の幅のことです。 結局同じことではないの?と思うかもしれませんが、合褄幅の方を衽幅より少し狭くすることがあるそうです。 合褄幅を狭くすると、褄先…
今回は「衿肩あき」と「繰り越し」について学びました。 「衿肩あき」は「衿を付けるためにあらかじめ裁ってあけたところ」の事です。 見頃用に切った布のちょうど真ん中を約10センチ切ります。 この切ったところが「衿肩あき」です。 切れている所を首側に…
今日は「各部の名称」について学びました。 簡単にノートにまとめてみました *袖口袘(ふき)は裏地が表より出ている部分のこと。 ①表地の汚れ傷みを防ぐ ②表地との配色による装飾の効果 ③重りの役割 のためにあります。 *男性の着物は ①対丈(着丈=身丈) ②…
今日は「基本的なコーディネート」について公式教本①で学びました。初心者向けのはじめに覚えておきたいコーディネートだそうです。私は今まで「染めの着物に織りの帯、織りの着物に染めの帯」をほんのちょっと意識しているだけでした。教本によると、小紋の…
きもの文化検定の4.5級の勉強を始め1カ月が経ちました。 あちらこちらに寄り道(気になったことを調べたり違う本を読んだり)して公式テキストの勉強が進んでいません。笑 4.5級は公式テキスト①から90%が出題されるので、 「他の本などに手を出さ…
今日は公式教本①から「きものの立ち居振る舞い」について学びました。 階段では→ 右手で上前下前5㎝ほどつまんで少し持ち上げる。 振袖の場合は右手で両方の袖の袂と上前を一緒に持ち、左手でバッグを持つ。 椅子では→ 右手で上前を少し引き、左手で太もも…
「着る時に必要なもの②」①の続きです。 syumikimono.hateblo.jp 着物→ syumikimono.hateblo.jp 帯→ syumikimono.hateblo.jp 帯枕→お太鼓部分の形を整えて締める道具のこと。 帯板→帯の胴まわりに皺が出来ないように挟む前板のこと。 帯締め→帯を結ぶ目的と装…
今日は「簪」について少し調べてみました。 (画像はポーラ文化研究所さんより。1番上が櫛、真ん中が簪、下が笄(こうがい)です。) 簪の歴史は古代日本(縄文の頃)から始まります。 当時は髪飾りとしてではなく、魔除けや神事のために使われていました。 古代…
今回は「帯留」について少し調べてみました。 帯留めは帯締めと共に発展してきました。 syumikimono.hateblo.jp というのも、かつて帯締めと帯留は一体だったのです。 始めの頃の帯締めは、今のように結ぶタイプと留め金式タイプの2種類がありました。 留め…
今日は扇子について少し調べてみました。 扇子はなんと日本発祥なのだそうです。 奈良〜平安初期に木簡から派生したと言われています。 木簡とは紙が貴重だった頃のメモ帳代わりで、バラバラでは使いにくいので何枚も綴じ合せて使用していました。 そうして…
今日は「紋」について公式教本①で勉強しました。 紋の歴史は古く、平安中期から衣服や武や調度品などに持ち主を明らかにするために付けられたのが始まりです。 貴族は自家のシンボルに、後に武家も家柄を表すために付けることが定着し、庶民にも広まっていき…
今日は「着るときに必要なもの」について学びました。久々に寄り道ではなくて公式教本の内容です。 ・体型補正→ 寸胴なラインになるよう補正。 胸がふくよかな方は和装ブラジャー、ウエストはタオルなどで厚みを、肩は鎖骨とバストのきれいなラインをつくり…
今日は「半衿」について少し調べてみました。 半衿の名前の由来は本衿の長さの半分程度しかないためと言われているそうです。 平安の頃から衿元を美しく重ねる風習はありましたが、今のように別布を掛けるようになったのは江戸時代中期から。 江戸時代に結髪…
今日は「長襦袢」について少し調べてみました。 (画像は鳥居言人「長襦袢」) 襦袢は、今まで下衣だった「小袖」をほとんどの人が外衣として着るようになったため、新たな下衣として作られました。 「小袖」は今の着物の元と言われていて、「小さい袖口を持っ…
今日は履物について学びました。 日本の履物は大まかにこの4つに分類できそうです ①くつ型→ 浅沓やかの沓などの和沓。貴族向けで、奈良平安の頃に大陸から入ってきました。(武家は単皮、庶民は素足のことが多かった。) (画像はWikipediaより) 和沓や単皮につ…
「きもの文化検定」の勉強を始めておよそ10日。公式教本①の勉強が4分の1程度進んだので、今朝は「きもの文化検定問題集」の5・4級問題を4ページ(32問)だけ解いてみました。(本番のテストは100問です。)1問間違いでした。え、羽織の上にコートって着て良いの…
前回・前々回と足袋の歴史について学んだので、今回は足袋の種類について少し学びたいと思います。 syumikimono.hateblo.jp syumikimono.hateblo.jp 足袋はシワなく履くのが良いとされています。 靴のサイズの0.5小さいサイズのものを選ぶとgood。 こはぜが…
前回の続きです。 syumikimono.hateblo.jp 「日本服飾史」さんのサイトで鎌倉時代の武家の装束資料を見たら、すでに草鞋(わらじ)+革足袋スタイルと草履(ぞうり)+革足袋スタイルがありました。↓ 親指の所ですでに分かれているように見えますね。柄染していま…
今日は「足袋」について少し調べてみました。大まかに言うと、足袋のルーツは①したうづ②単皮(たんぴ)の2つにあるようです。詳しく見ていきましょう↓ 奈良や平安時代の公家は和沓(わぐつ)を履いていました。 例えばこちらの浅沓(あさぐつ)や↓(画像は「杉…
今日は八掛(裾回し)について少し調べました 八掛は前身頃2枚+後ろ身頃2枚+衿先2枚+衽2枚の8ヶ所に生地を付けていたことから名前が付きました。 (↑グレーの部分が八掛) 今は袖口にも付けるので10ヶ所ですが、以前は袖口には違う布を付けていたそうです。 その…
今日は「染めの産地と特徴」について学びました。(公式教本①の範囲から) 「染物」は白生地に模様を染めたもののこと。生地は華やかな印象で柔らかい風合い。 代表的な染の産地はこちら。↓ 友禅染 宮崎友禅斎の糸目糊の技法を用いたもの。 ①京友禅→ 華やかで…
今日は「子供の着物」について学びました。お宮参り→男児生後31日目、女児33日目。子供の健康と幸福を祈り、氏神様への初めての挨拶。背縫いなしの祝い着=男児は五つ紋の「のしめ」女児は初着(うぶぎ)七五三→七五三と呼ぶようになったのは江戸から。庶民も…
今日は男性の着物について学びました 女性と男性の和服の違い *男性の着物は衣紋を抜かず対丈(ついたけ)で着る。 *特に礼装では袴を着る。 袴の格は以外の順。↓ 素材[米沢平・仙台平(正絹)→お召→紬→木綿] 色柄[グレー縞柄→色無地→縞以外の柄] 袴の種類…
今回は帯締めの歴史について少し調べてみました。 「江戸末期の深川芸者がお太鼓結びを発案したことから」 という説(帯揚げと同じ説)もありますが、せっかくなので、今回は違う説について書こうと思います。 syumikimono.hateblo.jp 帯締めの始まりは、「江…
先日「着物の小物」について学んだので、今回は帯揚げについて少し調べてみました。 syumikimono.hateblo.jp (こちらの記事が大変参考になりました(外部リンクに飛びます)。)↓ https://www.kimonoawawa.jp/blog/?p=1271) 帯揚げの歴史は意外と浅く、 「江…
今日は「羽織とコート」について学びました 羽織→ 洋服のカーディガンやジャケットの扱い。 茶室以外なら室内でも着用可。 小紋羽織や絵羽羽織があり、羽裏(裏地)でお洒落できる。 丈により印象が異なり、長い方がクラシック。 座る時は羽織の裾をはねて後…
今日は小物について学びました フォーマル系に合う 帯揚げ →正装は白や白に金銀糸の入ったもの。 準礼装は上品で優しい色調の綸子など。 振袖は華やかな総絞りなど。 喪は黒。 帯締め→上品で金銀の入ったもの。 半衿→上品な刺繍や強い色調ではないもの。 衿…