趣味:着物

きもの文化検定1級をのんびり目指すブログ。

着物・羽織コート・小物

【きもの文化検定】今日のお勉強「各部の名称」羽織とコート編

羽織とコートの各部の名称を今日は学びました。ノートに簡単にまとめてみましたこちらが羽織↓こちらが道行↓羽織もコートもリサイクルでは大きいサイズがあまりないですね手持ちの着物を仕立て直すのが良いのかもしれません。以下仕立て直しについて。↓着物か…

【きもの文化検定】「抱き幅」と「前幅」の違い。

今回は「抱き幅」と「前幅」の違いについて学びました。 前幅は前身頃の裾の幅のこと、抱き幅は身八つ口の下の位置から衽付けまでの幅のことです。 この2つを同じ幅にすると、胸がふくよかな方以外は脇の辺りで ダボつくことが多いです。 特に最近の日本人は…

【きもの文化検定】「合褄幅」と「衽幅」の違い。

今回は「合褄幅」と「衽幅」の違いについて学びました。 衽幅は衽の裾の幅のこと、合褄幅は衿先部分の衽の幅のことです。 結局同じことではないの?と思うかもしれませんが、合褄幅の方を衽幅より少し狭くすることがあるそうです。 合褄幅を狭くすると、褄先…

【きもの文化検定】「衿肩あき」と「繰り越し」って何?

今回は「衿肩あき」と「繰り越し」について学びました。 「衿肩あき」は「衿を付けるためにあらかじめ裁ってあけたところ」の事です。 見頃用に切った布のちょうど真ん中を約10センチ切ります。 この切ったところが「衿肩あき」です。 切れている所を首側に…

【きもの文化検定】今日のお勉強「各部の名称」きもの編

今日は「各部の名称」について学びました。 簡単にノートにまとめてみました *袖口袘(ふき)は裏地が表より出ている部分のこと。 ①表地の汚れ傷みを防ぐ ②表地との配色による装飾の効果 ③重りの役割 のためにあります。 *男性の着物は ①対丈(着丈=身丈) ②…

【きもの文化検定】今日のお勉強「基本的なコーディネート」

今日は「基本的なコーディネート」について公式教本①で学びました。初心者向けのはじめに覚えておきたいコーディネートだそうです。私は今まで「染めの着物に織りの帯、織りの着物に染めの帯」をほんのちょっと意識しているだけでした。教本によると、小紋の…

【きもの文化検定】今日のお勉強「きものの立ち居振る舞い」

今日は公式教本①から「きものの立ち居振る舞い」について学びました。 階段では→ 右手で上前下前5㎝ほどつまんで少し持ち上げる。 振袖の場合は右手で両方の袖の袂と上前を一緒に持ち、左手でバッグを持つ。 椅子では→ 右手で上前を少し引き、左手で太もも…

【きもの文化検定】今日のお勉強「着るときに必要な物②」

「着る時に必要なもの②」①の続きです。 syumikimono.hateblo.jp 着物→ syumikimono.hateblo.jp 帯→ syumikimono.hateblo.jp 帯枕→お太鼓部分の形を整えて締める道具のこと。 帯板→帯の胴まわりに皺が出来ないように挟む前板のこと。 帯締め→帯を結ぶ目的と装…

【きもの文化検定】簪の歴史

今日は「簪」について少し調べてみました。 (画像はポーラ文化研究所さんより。1番上が櫛、真ん中が簪、下が笄(こうがい)です。) 簪の歴史は古代日本(縄文の頃)から始まります。 当時は髪飾りとしてではなく、魔除けや神事のために使われていました。 古代…

【きもの文化検定】帯留の歴史

今回は「帯留」について少し調べてみました。 帯留めは帯締めと共に発展してきました。 syumikimono.hateblo.jp というのも、かつて帯締めと帯留は一体だったのです。 始めの頃の帯締めは、今のように結ぶタイプと留め金式タイプの2種類がありました。 留め…

【きもの文化検定】扇子の歴史

今日は扇子について少し調べてみました。 扇子はなんと日本発祥なのだそうです。 奈良〜平安初期に木簡から派生したと言われています。 木簡とは紙が貴重だった頃のメモ帳代わりで、バラバラでは使いにくいので何枚も綴じ合せて使用していました。 そうして…

【きもの文化検定】今日のお勉強「着るときに必要なもの①」体型補正から長襦袢まで。

今日は「着るときに必要なもの」について学びました。久々に寄り道ではなくて公式教本の内容です。 ・体型補正→ 寸胴なラインになるよう補正。 胸がふくよかな方は和装ブラジャー、ウエストはタオルなどで厚みを、肩は鎖骨とバストのきれいなラインをつくり…

【きもの文化検定】半衿の歴史

今日は「半衿」について少し調べてみました。 半衿の名前の由来は本衿の長さの半分程度しかないためと言われているそうです。 平安の頃から衿元を美しく重ねる風習はありましたが、今のように別布を掛けるようになったのは江戸時代中期から。 江戸時代に結髪…

【きもの文化検定】長襦袢の歴史と現在

今日は「長襦袢」について少し調べてみました。 (画像は鳥居言人「長襦袢」) 襦袢は、今まで下衣だった「小袖」をほとんどの人が外衣として着るようになったため、新たな下衣として作られました。 「小袖」は今の着物の元と言われていて、「小さい袖口を持っ…

【きもの文化検定】今日のお勉強「履物の歴史と種類」草鞋と草履と下駄の違い。

今日は履物について学びました。 日本の履物は大まかにこの4つに分類できそうです ①くつ型→ 浅沓やかの沓などの和沓。貴族向けで、奈良平安の頃に大陸から入ってきました。(武家は単皮、庶民は素足のことが多かった。) (画像はWikipediaより) 和沓や単皮につ…

【きもの文化検定】足袋の歴史と種類③

前回・前々回と足袋の歴史について学んだので、今回は足袋の種類について少し学びたいと思います。 syumikimono.hateblo.jp syumikimono.hateblo.jp 足袋はシワなく履くのが良いとされています。 靴のサイズの0.5小さいサイズのものを選ぶとgood。 こはぜが…

【きもの文化検定】足袋の歴史と種類②

前回の続きです。 syumikimono.hateblo.jp 「日本服飾史」さんのサイトで鎌倉時代の武家の装束資料を見たら、すでに草鞋(わらじ)+革足袋スタイルと草履(ぞうり)+革足袋スタイルがありました。↓ 親指の所ですでに分かれているように見えますね。柄染していま…

【きもの文化検定】足袋の歴史と種類①

今日は「足袋」について少し調べてみました。大まかに言うと、足袋のルーツは①したうづ②単皮(たんぴ)の2つにあるようです。詳しく見ていきましょう↓ 奈良や平安時代の公家は和沓(わぐつ)を履いていました。 例えばこちらの浅沓(あさぐつ)や↓(画像は「杉…

【きもの文化検定】八掛の歴史と種類

今日は八掛(裾回し)について少し調べました 八掛は前身頃2枚+後ろ身頃2枚+衿先2枚+衽2枚の8ヶ所に生地を付けていたことから名前が付きました。 (↑グレーの部分が八掛) 今は袖口にも付けるので10ヶ所ですが、以前は袖口には違う布を付けていたそうです。 その…

【きもの文化検定】帯締めの歴史と種類

今回は帯締めの歴史について少し調べてみました。 「江戸末期の深川芸者がお太鼓結びを発案したことから」 という説(帯揚げと同じ説)もありますが、せっかくなので、今回は違う説について書こうと思います。 syumikimono.hateblo.jp 帯締めの始まりは、「江…

【きもの文化検定】帯揚げの歴史

先日「着物の小物」について学んだので、今回は帯揚げについて少し調べてみました。 syumikimono.hateblo.jp (こちらの記事が大変参考になりました(外部リンクに飛びます)。)↓ https://www.kimonoawawa.jp/blog/?p=1271) 帯揚げの歴史は意外と浅く、 「江…

【きもの文化検定】今日のお勉強「羽織とコート」

今日は「羽織とコート」について学びました 羽織→ 洋服のカーディガンやジャケットの扱い。 茶室以外なら室内でも着用可。 小紋羽織や絵羽羽織があり、羽裏(裏地)でお洒落できる。 丈により印象が異なり、長い方がクラシック。 座る時は羽織の裾をはねて後…

【きもの文化検定】今日のお勉強「小物選び」

今日は小物について学びました フォーマル系に合う 帯揚げ →正装は白や白に金銀糸の入ったもの。 準礼装は上品で優しい色調の綸子など。 振袖は華やかな総絞りなど。 喪は黒。 帯締め→上品で金銀の入ったもの。 半衿→上品な刺繍や強い色調ではないもの。 衿…

【きもの文化検定】今日のお勉強「着物の種類」

今日から「きもの文化検定」の勉強を始めていきます今日は「着物の種類」について学びました。小紋→ 様々な模様を一方方向に繰り返し型染したもの。模様の大小は関係ない。衿や衽で柄が繋がっていない。江戸小紋・京小紋が有名。江戸小紋は一つ紋で準礼装に…

今日のトータル1000円着物コーデ。

最近随分暖かくなってきたので、一足先にレースの羽織で春気分着物は袷の十日町紬で帯はピンクの紬にしました。(写真で見るとシワが目立ちますね。今夜アイロンしよ。) どちらもリサイクル品をセールで買ったもので、両方合わせて1000円(羽織と小物は別)です…