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【きもの文化検定】今日のお勉強「羽織とコート」

今日は「羽織とコート」について学びました👘

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羽織

洋服のカーディガンやジャケットの扱い。

茶室以外なら室内でも着用可。

小紋羽織や絵羽羽織があり、羽裏(裏地)でお洒落できる。

丈により印象が異なり、長い方がクラシック。

座る時は羽織の裾をはねて後ろに広げる。

羽織紐は帯締めと帯の上の間。紐は帯締めと同方向の結び目にする。

昔ながらのタイプは紐を通す部分(乳(ち))の裏側から紐先の輪を通し、房を輪に通す。

 

コート

コートは洋服のコートと同じ扱いなので、室内では脱ぐ。

羽織の上に着ても良い。

羽織もコートも脱いだ時は折り畳んで風呂敷などに小さくまとめると便利。

道中着(どうちゅうぎ)と道行(みちゆき)コートが代表的。

道行コートの衿は「道行衿」と言う。

コートの衿型は何種類かある。↓

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素材は絹中心。

ウールコート、紬地コート、ビロードコート、雨コート、薄物のコートなどもある。

洋服に合わせるモモンガコートやケープコートも合わせることができる。

 

着用時期は「紅葉が色付き始めた頃から桜が咲くまで」と言われている。

コートは更衣(ころもがえ)より早く夏素材を着ても良い。

桜が満開になったら帯付き姿にするのが基本。

 

 

…とテキストには書いてありますが、

私は帯の乱れや体のラインが見えるのが気になるから、薄物になるまでは羽織着てしまいます。

でもそれに慣れると、帯付き姿が恥ずかしくなってくるのですよね〜💦笑