趣味:着物

きもの文化検定1級をのんびり目指すブログ。

和服の歴史

【きもの文化検定】簪の歴史

今日は「簪」について少し調べてみました。 (画像はポーラ文化研究所さんより。1番上が櫛、真ん中が簪、下が笄(こうがい)です。) 簪の歴史は古代日本(縄文の頃)から始まります。 当時は髪飾りとしてではなく、魔除けや神事のために使われていました。 古代…

【きもの文化検定】帯留の歴史

今回は「帯留」について少し調べてみました。 帯留めは帯締めと共に発展してきました。 syumikimono.hateblo.jp というのも、かつて帯締めと帯留は一体だったのです。 始めの頃の帯締めは、今のように結ぶタイプと留め金式タイプの2種類がありました。 留め…

【きもの文化検定】扇子の歴史

今日は扇子について少し調べてみました。 扇子はなんと日本発祥なのだそうです。 奈良〜平安初期に木簡から派生したと言われています。 木簡とは紙が貴重だった頃のメモ帳代わりで、バラバラでは使いにくいので何枚も綴じ合せて使用していました。 そうして…

【きもの文化検定】今日のお勉強「紋」

今日は「紋」について公式教本①で勉強しました。 紋の歴史は古く、平安中期から衣服や武や調度品などに持ち主を明らかにするために付けられたのが始まりです。 貴族は自家のシンボルに、後に武家も家柄を表すために付けることが定着し、庶民にも広まっていき…

【きもの文化検定】今日のお勉強「着るときに必要なもの①」体型補正から長襦袢まで。

今日は「着るときに必要なもの」について学びました。久々に寄り道ではなくて公式教本の内容です。 ・体型補正→ 寸胴なラインになるよう補正。 胸がふくよかな方は和装ブラジャー、ウエストはタオルなどで厚みを、肩は鎖骨とバストのきれいなラインをつくり…

【きもの文化検定】半衿の歴史

今日は「半衿」について少し調べてみました。 半衿の名前の由来は本衿の長さの半分程度しかないためと言われているそうです。 平安の頃から衿元を美しく重ねる風習はありましたが、今のように別布を掛けるようになったのは江戸時代中期から。 江戸時代に結髪…

【きもの文化検定】長襦袢の歴史と現在

今日は「長襦袢」について少し調べてみました。 (画像は鳥居言人「長襦袢」) 襦袢は、今まで下衣だった「小袖」をほとんどの人が外衣として着るようになったため、新たな下衣として作られました。 「小袖」は今の着物の元と言われていて、「小さい袖口を持っ…

【きもの文化検定】今日のお勉強「履物の歴史と種類」草鞋と草履と下駄の違い。

今日は履物について学びました。 日本の履物は大まかにこの4つに分類できそうです ①くつ型→ 浅沓やかの沓などの和沓。貴族向けで、奈良平安の頃に大陸から入ってきました。(武家は単皮、庶民は素足のことが多かった。) (画像はWikipediaより) 和沓や単皮につ…

【きもの文化検定】足袋の歴史と種類②

前回の続きです。 syumikimono.hateblo.jp 「日本服飾史」さんのサイトで鎌倉時代の武家の装束資料を見たら、すでに草鞋(わらじ)+革足袋スタイルと草履(ぞうり)+革足袋スタイルがありました。↓ 親指の所ですでに分かれているように見えますね。柄染していま…

【きもの文化検定】足袋の歴史と種類①

今日は「足袋」について少し調べてみました。大まかに言うと、足袋のルーツは①したうづ②単皮(たんぴ)の2つにあるようです。詳しく見ていきましょう↓ 奈良や平安時代の公家は和沓(わぐつ)を履いていました。 例えばこちらの浅沓(あさぐつ)や↓(画像は「杉…

【きもの文化検定】八掛の歴史と種類

今日は八掛(裾回し)について少し調べました 八掛は前身頃2枚+後ろ身頃2枚+衿先2枚+衽2枚の8ヶ所に生地を付けていたことから名前が付きました。 (↑グレーの部分が八掛) 今は袖口にも付けるので10ヶ所ですが、以前は袖口には違う布を付けていたそうです。 その…

【きもの文化検定】帯締めの歴史と種類

今回は帯締めの歴史について少し調べてみました。 「江戸末期の深川芸者がお太鼓結びを発案したことから」 という説(帯揚げと同じ説)もありますが、せっかくなので、今回は違う説について書こうと思います。 syumikimono.hateblo.jp 帯締めの始まりは、「江…

【きもの文化検定】帯揚げの歴史

先日「着物の小物」について学んだので、今回は帯揚げについて少し調べてみました。 syumikimono.hateblo.jp (こちらの記事が大変参考になりました(外部リンクに飛びます)。)↓ https://www.kimonoawawa.jp/blog/?p=1271) 帯揚げの歴史は意外と浅く、 「江…