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きもの文化検定1級をのんびり目指すブログ。

【きもの文化検定】今日のお勉強「着物の種類」

今日から「きもの文化検定」の勉強を始めていきます👘

今日は「着物の種類」について学びました。

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小紋→ 様々な模様を一方方向に繰り返し型染したもの。模様の大小は関係ない。衿や衽で柄が繋がっていない。江戸小紋・京小紋が有名。

江戸小紋は一つ紋で準礼装になり、代表的な模様は鮫・角通し・行儀・万筋・大小あられ。


→真綿系や玉糸などを用いた先染め・平織りの絹織物。結城紬・塩沢紬など産地名を付けたものが多くある。絣・縞・格子・無地などが主。絣は技術的に手間。 


お召→織の着物で最も格が高く、小紋と紬の中間の格。徳川幕府10代家斉が好んだ。光沢感とシボが特徴。西陣お召、塩沢お召、白鷹お召が有名。


木綿→木綿糸を使用。江戸時代に庶民に大流行。井上伝という人が作り始めた久留米絣が有名。


色無地→黒以外で一色染めした無地のもの。袋帯と合わせて茶会に、黒帯と合わせると半喪に。紋意匠縮緬や紋綸子が多い。

(先染めの着物は無地でも「色無地」とは言わない。)


訪問着→模様を上半身・袖・上前から後ろ身頃まで絵羽模様に染め上げた豪華なデザイン。素材は一越縮緬や紋意匠縮緬が多い。


付け下げ→軽い感じの絵羽模様。着こなしの場が多い。


黒留袖→既婚女性の第1礼装。黒字に染め抜き五つ紋の絵羽模様。昔は白羽二重、現在は比翼仕立て。帯揚げ帯締めは金や白。


色留袖→未婚でも着れる。五、三、一つ紋があり格が変わる。染め抜き日向紋の五つ紋は黒留袖と同格。


振袖→未婚女性の第1礼装。重ね衿や太組の帯締め、絞りの帯揚げなどを合わせる。帯結びは立て矢結び、ふくら雀が代表的。大振袖→115センチ、中振袖→95〜115センチ、小振袖→85〜95センチ。


打掛→花嫁の式服。髪は文金高島田。


喪服→告別式は黒一色の染め抜き五つ紋。通夜、一周忌などは色喪服。紫や紺、グレーなどの染め抜き一つ紋。半衿と足袋以外の小物は黒。

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着物の衿の種類は3つあります。

棒衿→上から下まで同じ衿幅のもの

ばち衿→衿肩から衿先につれ広くなるもの

広衿→衿幅が2倍あり、着る時に半分に折るもの


以上着物の種類についてでした😊