「着る時に必要なもの②」①の続きです。
着物→
帯→
帯枕→お太鼓部分の形を整えて締める道具のこと。
帯板→帯の胴まわりに皺が出来ないように挟む前板のこと。
帯締め→帯を結ぶ目的と装飾的な役割があります。平打は幅や厚みがあり安定感があり、丸組は細身で結びやすいです。
帯揚げ→帯を結ぶ時に帯枕にかぶせ、前で帯の上端におさめて飾る布のこと。
草履→原形は藁の草履。江戸時代に発達し明治以降に改良されました。
末広→扇子のこと。祝儀扇は黒塗りの骨に金銀の地紙で、フォーマル全般に使えます。白骨・蒔絵の骨・竹骨は黒留袖には使えません。
髪飾り→大別すると櫛、簪、笄(こうがい)の3種類がある。素材は鼈甲や蒔絵、彫金、木、陶磁器、縮緬地など様々。
帯留→
バッグ→
日本におけるバッグの歴史は浅いです。
和服は袂や懐、帯などに収納する所が沢山あるので、近場へ行くのにバッグを提げて歩くことはなかったようです。
例えばお金は道中財布や巾着を根付でぶら下げて、化粧道具は筥迫(はこせこ)に入れて懐に入れて持ち歩きました。
大きな荷物を持つ場合は万能バッグになる風呂敷を用いました。
現在はフォーマルには錦織や佐賀錦のほか金銀を用いた洋装用のものも合わせることができます。
衣裳敷き→きものを広げたりする時に重宝する和紙の敷物。