帯の三大産地「西陣織」「博多織」「桐生織」から今回は「博多織」について詳しく調べてみました😊
(写真は全て「博多織工業組合」さんのホームページから拝借しました。公式ホームページはこちら→https://hakataori.or.jp/about)
博多織は
鎌倉時代に中国に渡った博多の商人満田弥三右衛門(みつだやざえもん)が織物技術を持ち帰ったのが始まり。
堅くてしなやかで張りがあり、締め崩れず、絹鳴りの良い音がなります。
細い経糸を密に多用し、太い緯糸を強く打ち込み、経糸を浮かすことで柄を織り出します。(西陣織とは逆に経糸で色と柄を出します。)
緯畝(よこうね)がある、先染めの絹織物です。
代表的な柄は献上柄で、かつて黒田藩から幕府に献上されたことから命名されました。
献上柄は明治になるまで一般の人は身に付けることができなかったそうです。
献上柄は仏具の独鈷(どっこ)、花皿、親子縞、孝行縞の模様が特徴。
夏用の紗献上も作られていて人気だそうです。
明治に入るとジャガード機(自動織り機)が入り、複雑な模様の「紋博多」も盛んになりました。
1976年、国の伝統的工芸品に指定されました。
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今日は博多帯について勉強しました。楽しかったです😊
着物を日常的に着る人間としては珍しく、私は博多帯はまだ1本も持っていません。
こうして詳しく調べると、欲しくなってしまいますね💓
持つならやはり、オーソドックスな献上柄がいいかな〜。何色がいいかな〜🎵
皆さんの博多帯はどんなものですか?
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