今日は公式教本①から「きものの立ち居振る舞い」について学びました。
階段では→
右手で上前下前5㎝ほどつまんで少し持ち上げる。
振袖の場合は右手で両方の袖の袂と上前を一緒に持ち、左手でバッグを持つ。
椅子では→
右手で上前を少し引き、左手で太ももあたりを前から後ろになで、たるみをなくす。
もたれず浅めに座る。
振袖の場合袂を膝上で重ねて座る。
車では→
車に背を向け右手で上前を少し引き上げ座り、頭を先に入れてから足を回しいれて乗る。
振袖の場合は先に袂を片手で揃えて持ってから乗る。
(雨の日は上前を少し引き上げてまたいで乗ると濡れない)
電車では→
袂を膝上で重ねて座る。つり皮につかまる時は空いている手を袖口に添える。
お手洗いでは→
袂の中央を帯締めに挟み、上から順に裾をめくり上げ、胸のあがりまで引き上げる。
振袖の場合は袂を前で軽く結んでから裾をめくり上げる。
和室では→
和室では床の間を背にする方が上座、入口に近い方が下座。
訪問者は客間に通されたら一応ふすまのそばに座り主人の入室を待つ。
正座をする際は右足を少し引き、左手で太もも辺りを押さえ右手で上前をなでながら膝をつく。膝の間はこぶし1つ分ほど開ける。
座布団に座る際は座布団の両端の中ほどにこぶしをついてから座る。
(和室での立ち座り方は何を習っているかで結構違うと思います。)
着崩れた時は→
上前の衿がたるんだら、おはしょりの衿先部分を引く。
下前の衿がたるんだら、衿を右手で撫で下げ身八つ口から左手を入れて衿を引く。
後ろ裾が下がったら、後ろのおはしょりを持ち上げて腰紐の上に引き上げる。
下前の裾が下がったら、上前をめくり下がった下前を腰紐の下に押し込む。
外出先でうまく着崩れが直せない人や着物に慣れていない人は緊急として安全ピンを利用したも良い。
以上、「きものの立ち振る舞い」でした👘