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【きもの文化検定】足袋の歴史と種類③

前回・前々回と足袋の歴史について学んだので、今回は足袋の種類について少し学びたいと思います。

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syumikimono.hateblo.jp

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足袋はシワなく履くのが良いとされています。

靴のサイズの0.5小さいサイズのものを選ぶとgood。

こはぜが少ないと座りやすく、こはぜが多いと立ち姿が美しくなり、3・4枚が一般的です。

こはぜ1枚違うと1.5~2㎝長さが違うので、5枚にすると脹脛(ふくらはぎ)が見えにくくなります。

5枚のものは礼装で立ち座りが多い時や、踊り・茶道などの時に好まれます。

足袋のサイズは「文」で表す。

 

礼装の時は必ず白足袋。普段着では特にルールはありません。

素材は綿が一般的で、ストレッチ素材の化繊のものや、麻・レース、紬、お召などもあります。

正絹の羽二重足袋は結婚式で使われることが多いですが、普段使われることはほぼありません。

綿足袋の織り方で有名なのは「キャラコ」と「ブロード」。

キャラコは経糸緯糸がほぼ同じで均一、目が詰っていて高級感があります。

ブロードは経糸のほうが多く、伸縮性があり少しカジュアルです。

白足袋が汚れることを避けるため、目的地に着くまで上から足袋カバーを履くと便利✨

足袋カバーは防寒にもなります。

 

今回参考にしたのは

「晴れ着のアレコレ」さん

https://www.hareginomarusho.co.jp/contents/kimono/917/

「福助足袋」さん

https://fukuske-tabi.com/select.html