前回・前々回と足袋の歴史について学んだので、今回は足袋の種類について少し学びたいと思います。
足袋はシワなく履くのが良いとされています。
靴のサイズの0.5小さいサイズのものを選ぶとgood。
こはぜが少ないと座りやすく、こはぜが多いと立ち姿が美しくなり、3・4枚が一般的です。
こはぜ1枚違うと1.5~2㎝長さが違うので、5枚にすると脹脛(ふくらはぎ)が見えにくくなります。
5枚のものは礼装で立ち座りが多い時や、踊り・茶道などの時に好まれます。
足袋のサイズは「文」で表す。
礼装の時は必ず白足袋。普段着では特にルールはありません。
素材は綿が一般的で、ストレッチ素材の化繊のものや、麻・レース、紬、お召などもあります。
正絹の羽二重足袋は結婚式で使われることが多いですが、普段使われることはほぼありません。
綿足袋の織り方で有名なのは「キャラコ」と「ブロード」。
キャラコは経糸緯糸がほぼ同じで均一、目が詰っていて高級感があります。
ブロードは経糸のほうが多く、伸縮性があり少しカジュアルです。
白足袋が汚れることを避けるため、目的地に着くまで上から足袋カバーを履くと便利✨
足袋カバーは防寒にもなります。
今回参考にしたのは
「晴れ着のアレコレ」さん
https://www.hareginomarusho.co.jp/contents/kimono/917/
「福助足袋」さん