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【きもの文化検定】今日のお勉強「男性の着物」

今日は男性の着物について学びました👘

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女性と男性の和服の違い

*男性の着物は衣紋を抜かず対丈(ついたけ)で着る。

*特に礼装ではを着る。

 

袴の格は以外の順。↓

素材[米沢平・仙台平(正絹)→お召→紬→木綿]

色柄[グレー縞柄→色無地→縞以外の柄]

 

袴の種類

①馬乗り袴(二股)

②行灯袴(スカート状)

③野袴(ズボンになっている)

「まちがある袴」は二股に分かれている袴のことなので、「まちのない袴」とは行燈袴のこと。

 

第一礼装

羽二重の着物・羽織・袴に五つ紋を日向紋(ひなたもん)で染め抜く。

羽織は色羽二重か絵羽模様で、紐は房付きの白。

袴は米沢平・仙台平などと呼ばれる正絹の袴地でグレーの縞柄

帯は博多帯や紋織などの正絹の角帯

半衿も足袋も白

礼装では畳表(竹皮)の雪駄が一般的。花婿は白い鼻緒の雪駄を履く

 

準礼装

結婚式に参列→色羽二重か色縮緬の染め抜き五つ紋の着物+羽織に袴。半衿は白。

他の場面→縫いの一つ紋の着物+羽織に袴。袴地は紋袴か無地袴。半衿は色ありでも良い。

 

カジュアル着

着物だけの着流しスタイル、着物+羽織スタイル、着物+袖無し羽織など。

男性の着物は色合わせをアレンジして楽しむ。濃淡コーデが定番。羽裏のお洒落も人気。

帯は角帯の結び方は貝の口片ばさみ、兵児帯は蝶結びが一般的。

普段の半衿と足袋は紺やグレー、ベージュや茶などが使いやすい。

一般的に肌襦袢の上に長襦袢だが、カジュアルな場合は肌襦袢の上に半襦袢とステテコなどでも可。

草履の鼻緒は袴や着物に合わせると調和する。

男性の着物の場合は紬素材もパーティなどの集まりに相応しいものとされている。