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きもの文化検定1級をのんびり目指すブログ。

【きもの文化検定】今日のお勉強「帯の種類」

今日は帯について勉強しました。

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①丸帯

→広幅で横68センチ。1番格上。織られた紋織の生地を2つ折りして仕立てるので、表裏両方に柄がある。

 

②袋帯

→全通と六通がある。長さ4.35メートル。表地と裏地があり裏は無地。

 

③名古屋帯

→3.6メートル。大正時代に名古屋女学校で考案され、昭和に入り一般的に使用される。開き仕立て、松葉仕立て、名古屋仕立てがある。

 

⑴八寸名古屋帯(袋なごや、かがり帯)

→反物横30センチ。しっかりした糸で織っていて芯が必要ない。締めやすい。裏地を付けず、お太鼓になる部分を折り返し、二重にしてかがる。

⑵九寸名古屋帯

→反物横34センチ。滑る柔らかい布。両側を折って芯を入れ、裏地を付ける。染め(友禅・刺繍・型染め・絞りなど)と織りがあり、八寸より格が高い。染めより織りが格が高くなる。染帯はお太鼓柄(ポイント柄)が多い。

有職文様の九寸は、金銀糸でなくても江戸小紋や色無地に合わせて準礼装になる。

⑶京袋帯

→袋帯と同じつくりだが、長さが3.6メートル。

 

④半幅帯→昔は浴衣用だったが、今は種類も豊富で紬や木綿などカジュアルな着物によく合わされる。

 

⑤兵児帯→男性や子供用。総絞りが代表的。

 

帯の柄の入り方には3種類あります。

全通→全体に模様

六通→六割に模様

太鼓柄→結んだ時に見える腹と太鼓の部分にのみ柄

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[帯の三大産地]

京都の西陣織

福岡県の博多織

群馬県の桐生織

産地について詳しくは別の記事にまとめます👘